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起きる。頭痛は少しあるけどかなり回復。辛かった。健康最高。とはいえ腕痛え。あとたまにズーンって体が重くなる。
近所でカレー食って、療養。なんとなくユーチューブでDeterminationsの動画を見た。すごくよかった。デタミを知ったのは高校1年か2年の時だった。くるりのライブがNHKの番組で流れると知って録画しておいたビデオ。くるりの後がエゴラッピンだった。彼らのバックバンドだか、交友のあるバンドとしてデタミが紹介された。うおーこういうのあるのかーかっけーって思った。で、すぐCD屋行ってみたが置いてない。うおーないのかーなんだよー。と思いながらもすぐに忘れて適当に過ごしていたある日、新譜が出た。たまたまタワレコで見つけた。うおー!あるじゃん!すぐ買った。泣け泣けなしの金を払った。で、毎日聞いたし、俺はデタミを聞いている自分が最高にイケてる男子なような気分になっていた。
大学生になって、スカをやってるサークルがあるから行こうと友達に誘われて行ってみた。何が好きでここに来たのかと先輩に聞かれて、内心、誰も知らないだろうと思いながら「デタミネーションズを聴いてます」と言うと「あーやっぱみんな好きだねえ」と返答されて、そんな世界があるのか!みんな聞いてんのか!と思った。とても素直にそう思った。「デタミ好きってことはタライツとかも聴く?」と聞かれて、全く何言ってんのか分からなかったこともよく覚えている。タライツとはスカタライツのことで、なぜかサークル内ではそう呼ばれていた。ま、スカタライツと言われても知らないくらいにただなんとなくスカをやってみたかっただけだったんだけど。
せっかくだからもうちょっとサークルでの事を書いてみる。
入学後、なぜか半年間心を閉ざして生活した。なんか、新しい友達たちのギラギラした感じが嫌で、なるべく付き合いを減らしたかった。あんまり人と関わりたくなかった。学校には300円だけ持って行って、昼はパン食って飲み物買ったらもう後は何もできないから帰るっていう生活をした。お金持ってないんだよねーといえばあんまり誘われないし楽だった。それなのに、なぜか中南米研究会の先輩たちは、学内で顔を見るたびにライブ楽しいから来なよとしつこく誘ってくれた。秋、「そこまで言うんなら…」っていう、不貞腐れにはベストな形で学祭のスカバンドに参加。そこでデタミの「Crazy」を歌う羽目になった。嬉し恥ずかし、願ったり叶ったり、だけど、まあ、やりますけど的なノリで。夢が叶った。すごく楽しかった。高校の時は自分はナンバガのコピバンをやっていた。周りはB-BASHとか、ACIDMANとかゴイステをやっていて、まあみんなとにかく暴れるためにやってる感じがあった。もちろんそれはそれで楽しかった。ジャマイカンミュージックのサークルになんとなく関わって、スカを演奏するライブをやって思ったのは、みんなが楽しそうに踊ってていいなーって事だった。みんなかなり踊るんだ。部員たちが。こんな素敵なことが起こっていたのか!って感動して、心を閉ざすのをやめた。いろいろ救ってくれてありがとう。
藤村に「締め切り延ばしてもらえますか」とラインした。