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随分空いてしまった。
落ち込んで書く気がなくなっていた。2月後半から4月いっぱい、かなり気持ちが弱っていた。今月に入ってやっと普通くらいの感じになってきた。今までの人生の中で、一番の凹みだった。理由は探せばいっぱいある。あまり書く気がしないけれど 、書いてみる。
1曲リリースして、レコ発やって、通販もやって、そういう作業をなるべく一人でこなしたらどうやら思ったより疲れてしまった。当初の予定では「人生」のあとそんなに時間をかけずに2枚目を出すつもりだったんだけど、すぐに制作モードに戻れなくて、もどかしかった。途中まで進めてあった、もうすぐ完成だなと思っていた曲がなかなか進まなかった。これはいいことなんだけど、外部から楽曲制作のオファーがポツポツと来た。全部で4曲。それもこなしながら、自分のセカンドを進めていたらキャパオーバーになったっぽくて1回全部がストップしてしまったのだった。
もうひとつ。実家の猫が亡くなって、とてもショックだった。一番心が傷ついているのはお母さん。僕は、ろくに親孝行をしたことがないから、こういう時は出来るだけ支えになれたらと思って行動した。んで、出来たと思う。それはとてもよかった。けどやっぱつらかった。しっかりおくってやれた。けど、そのあとなかなか気持ちが上がらない日々が続いた。
あとは、やっぱコロナのせいもある。何かと我慢しないといけないことに耐えられなくなって来た感じがここ数ヶ月急にしていた。それに加えて、結構いい大人になって来たから、そういう自覚を持とうとすると自然と自分にブレーキをかけることが増えてて、気づくと自分で自分を窮屈にしている。僕にはどうしようもなく、いや、たぶん生きている人なら誰でも、いわゆる普通から溢れ出る自分がいる。それを自分で許せなくなる時がある。許してやったらいいのにね。でも、「ちゃんとしたい」と思うのは悪いことじゃあない。どう考えても結構不良を長期間やって来たから、そういう気持ちは実は結構ある。自立しないといけない。ちゃんとしないといけない。って。
制作が思うようにいかず、プライベートで喪失を味わっている間に、さらに「ちゃんとしなきゃ」と自問してしまった。キャパオーバーにキャパオーバーが重なって、気持ちが死にかけた。瀕死になりながらもがいた。曲を毎日作って、会える時は人に会って、歌いに出かけて、映画見て、本を読んで。そうしているうちにやっと、楽になって来た。1つずつ順番に解決したわけじゃない。ギチギチに緊張状態だったのが、やっとほぐれて来た。「らしさ」みたいな言葉は好きじゃないけど、やっと、自分らしい感じ。ニュートラルな感じが戻って来た。
よく頑張ったと思う。
この先また、凹むかもしれない。いやきっと凹むだろう。でも大丈夫。きっと乗り越えられるし、乗り越えられなくても、いいし。
つーわけで最近はなるべく出かけてる。
きのうは夜まで作業して、11時から10年以上ぶりに「ナイトオンザプラネット」を観た。1時過ぎにグラスルーツに行った。4時くらいまで踊った。帰り道、白む空が綺麗だった。ちょっと寒かった。「寒い」と言ったら友達は「涼しい」と言ったので、そっちの方がいいなと思った。長い下り坂をゆっくり自転車で走っていた時に、視界の左右がぐーっと広がるような感覚があった。あ、季節が変わるかもしれないなと思って、また日記を書くことにした。

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