6/21
起きてミスドでコーヒーとドーナツ。帰宅して机に向かう。ツアーで結構売れちゃったから追加の物販の発注について考える。ついでにフェスとかで買いたくなる感じのシンプルなロゴのTシャツとか考えてみる。
曲作りをしたい。やる気を出すために何か必要かもしれない。オーディオインターフェースを新調しようと思い立つ。
『大吉』制作のテーマというか、決まりの一つに「低予算」というのがあった。金がないというネガティブな出発点ではなく、いや、確かにバンドもなくなりコロナもあって金銭的に余裕があったかといえばもちろんなかったわけだが。宅録でクオリティを上げようと思うとやっぱり色々機材が欲しくなる。ただ、技術がないのに機材ばっかり立派でも仕方がない。いい映画監督なら安いカメラひとつでもいい映画は撮れるはずだ。それと同じ考えで、最低限の機材だけ揃えて、シグネイチャーになるような音、前回の場合はJUNO106だけはこだわって買って(それでもビンテージシンセの中では安い機材ではある)、あとはもうやれる範囲で録音をやる。そういう枠の中で『大吉』は作った。なのでオーディオインターフェースもちょうどバンドが終わる頃に趣味用に買った2〜3万のものをそのまま使った。モニタースピーカーはネットオークションでペアで3万くらいで買った。最終的には仕上げを日向さんにやってもらって立派なクオリティになったと思ってるけど、元々の録音の予算が低い、というのがポジティブな作品の個性になっているとも感じている。
新しく曲を作り始めるにあたって、アンタッチャブルだった、「触らない」と決めていた機材を変えてもいいかもなと思った。シンプルに、新しい機材だとやる気出るし。ツアー「予感」が終わって新しいフェーズに入る準備ができたってのもある。うん、いい考えかもしれない。ネットで色々調べる。見れば見るほどよくわからない。音楽ファンほど音にはもちろんうるさくなるが、音が悪くたっていい音楽はいい音楽である。そう考えるから、サウンドエンジニアリングには多分向いてない。なので、いい音で録音できるのかとか、いい機材のスペックなのかとか、そういうことじゃなくて、録音のテンションが上がりそうなものを選んだ方が良さそう。名前と見た目で決めた。サウンドハウスで注文。ついでに新しいモニタースピーカーのスタンドとインシュレーターも購入。明後日着予定。よし。新しい機材を迎えるために部屋を掃除する。
夕方、ちょっと打ち合わせ。そのあと帰宅して野球見た。ロジ行ってグラスルーツ行ってちょっと踊った。風呂入って寝た。