Summer Eye   

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2021.12.16
M1「人生」M2「飛出」

click here☀︎https://virginmusic.lnk.to/Jinsei
or here☀︎bandcamp

All Music, Lyrics, and Produced by 夏目知幸
Recorded by 夏目知幸 馬場友美
Mixed by 夏目知幸 柏井日向(Bigfish)
Mastered by ZETTON(StudioLb12)
Advised by 王舟
Label:Pillow Union(盤込枕連)
Distributed :Virgin Music Label & Artist Services

MV
Produced by 夏目知幸
Director : エリザベス宮地
Lighting : 中川愛美
Assistant : 中野智基(Tetra Records/NOTT)

Cover
Design : Akinobu Maeda 前田晃伸
Photo : Yoko Kusano 草野庸子

Live Info
2022/1/11 渋谷O-nest
Summer Eye デビュー記念トーク&ミニライブ+夏目知幸弾き語り引退公演「けじめ」

出演
Summer Eye
夏目知幸
田中亮太(interviewer)

Ticket ¥2500
★今回、プレイガイドでのチケット販売はいたしません。メール予約のみとなります。以下の通り送信してください。12月21日正午から受付となります。それ以前に届いたメールは無効となりますのでご注意ください。
【予約受付メールアドレス】
shibuya.nest@gmail.com
■件名:1/11(火)イベント名 予約希望
■本文:
・お名前 (ふりがな)
・ご希望枚数 (上限3枚)
・お電話番号
・お住まいのご住所 (都道府県 / 市区町村まで)
をご記入の上、下記メールアドレスまでお申し込みください。

※イベント当日、受付にてチケット代と入場時のドリンク代(¥600)を頂戴します。
※先着順にてご予約受付後、予約完了のご案内をメールにて返信いたします。
メールのご返信に1~2日程度、お時間をいただく場合がございます。
受信拒否設定をされている場合、設定のご変更をお願い致します。
※定員になり次第、受付締切となりますのでご了承ください。
※予約をキャンセルされる場合は、お手数ですがキャンセルの旨をご連絡お願いいたします。


◆セルフライナー◆

Summer Eye / 人生 について。

歌いたいことが何もないところから作り始めた。
満ち足りているわけではないけど特に不満もない。悲しいことはいっぱいあるけど楽しくないわけでもない。怒れることはある。それをエネルギーにして声を出すことは、今のところ、僕の仕事じゃない気がする。
ま、無理やりひねり出すもんでもないから、ゆっくり考えた。

その間、楽器を集めたり、今までできなかった音楽の勉強をしてみたり、練習をして過ごした。そうしてるうちにだんだんと、ドラムはこのマシンがいいな、ベースはこのシンセだなという具合に機材が固定されていった。そいつらをコンピューター制御で動かす。ソロというより新しいバンドだなって感じたから、名前を変えようかなって思い始めた。

誰に歌いたいか考え時に真っ先浮かんだのはやっぱり友達のこと。友達っていうのは、交友関係がある人って意味じゃなくて、おんなじような考えを持ってる人っていうイメージ。なので、バンドやってた時のファンの人たちも、ある意味で僕にとっては友達。

妹から子供ができたとラインが来た。新しい命に僕が歌えることがあるような気がしたし、もしかしたら友達に歌いたいことと同じかも知れないと感じた。普通の、なんでもない言葉がいい気がした。詞的なアプローチから離れるもの楽しそうだし。

メンバーには、歴史がある。ここで言うメンバーっていうのは機材のこと。彼らの歴史を尊重しようとすると、自然と音楽性は固まっていった。遊んでいるうちに。
パキッとまとまっている音楽ではなくて、雑多で楽しいものを作りたいなと思い始めた。メンバーを眺めていると、今まで自分を助けてくれた音楽たちにお礼を言わなくちゃいけないなという気分が出てきたから。僕はいろんな音楽を好きになってここまで来たから、お礼回りは結構大変。だけど、時間をかけてそれをやっていこうって思っている。

移ろっていてちょっぴり憂いのある気分には、ブラジル音楽がしっくりきていた最近。サンバのリズムをプログラミング。ボサノバのコード進行を拾い、MIDIを書いてシンセを走らせる。なんかいい感じ。一人で曲を作っているとどうしても内向的になってしまうのが嫌だったんだけど、これなら風通しの良いものが作れそうだなって感じた。あと、「カンタンなものが好きだけど、分からないものじゃないと面白くない。」という自分の捻くれた価値観にもフィットするなと思った。

ANA主催のアートプログラムに参加して長野に滞在した際、山を削ってソーラーパネルを設置する業者とそれに反対する町の人たちとの抗争を目にした。森が切られると景観を損なうのはもちろん、山の貯水能力が失われて下流の町に土砂が流れ込む危険が出る。なぜそのような工事が行われてるかというと、土地の持ち主たちが高齢化して手をかけられなくなって手放しているから。そういう背景から、ソーラーパネル設置について一概に反対はできないという町の人もいる。
それを見て、僕は「どっちの側にもつけない」って思った。そして、音楽だったらみんなに等しく「ファイト」と言えるかもしれないと気づいた。いや、別に「ファイト」なんて言わなくてもいい。水を配って歩きたい。対立するものがあったとして、どっちの味方なんだと聞かれた時に、大真面目に「どっちもです」と言っちゃいたい。気分はそれだ。言いたいことがやっと見つかった。

かくして、バックのサウンドは電子楽器をバンドメンバーとして迎え入れたごった煮サウンド。それに乗り、何も言いたいことがなくなった男がガットギターを抱えてスーパーポジティブなメッセージをぼやくように歌う。というイメージが出来上がる。これは来年発表を目指しているアルバムの土台になる世界観でもある。
その第一弾、新しい船出、アシッド・ボッサ・ハウス歌謡「人生」。
所信表明っす。俺なりの右ストレート。


今後ともご贔屓に。
来年はいっぱい働きます。よろしくお願いします。