Summer Eye   

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2022.8.31.
M1 「求婚 Torei Remix」
click here☀︎https://virginmusic.lnk.to/KyukonToreiRemix
or here☀︎bandcamp

All Music, Lyrics, and Produce : Summer Eye
Remix : Torei
Mastering : Naoya Tokunou
Advice : Ryota Tanaka
Label:Pillow Union
Distributed :Virgin Music Label & Artist Services
Art Direction : Akinobu Maeda


夏目知幸のソロ名義”Summer Eyeの配信シングル「求婚Torei Remix」が 本日(8月31日)リリースされた。
配信シングル「求婚」のリリースから3週間。多様化する現代人の結婚観を表現したスパイス の効いたド直球なプロポーズソングである原曲を、今の若手東京アンダーグラウンドシーンで 注目を浴びる、Set Fire To MeレーベルのDJ、Toreiがリミックス。リズムを全面に押し 出しつつ、極上のチル具合で生まれ変わった。2022年夏の思い出を振り返る心地よいリミック スとなっている。

Summer Eye コメント
Toreiくんを知ったのは友達が教えてくれてBandcampで『SFTM001』というEPを聞いたのがき っかけです。いいなあと思って、最近はSoundCloudに上がっているミックス音源も聞いていま した。

「求婚」のオリジナルが仕上がったときに、リミックスをやってもらったら面白くなりそうだ なと思っていたら、デザインをお願いしている前田さんまでおんなじようなことを言い出すもんだから、僕はその気になり、でも誰にお願いしらいいか分からず、最近アドバイザーとして一緒に曲を作っているライターの田中亮太氏に相談したところ、Toreiくんが合いそうと助言してくれて、僕 も「確かに!」ピンと来てオファーしました。

オリジナルもレゲトンやクンビアのリズムを下地にした楽曲ですが、どちらかというと歌や上 モノのシンセを聞かせるためのアレンジとミックスを施しています。Toreiくんのリミックスは さすが、リズムを全面に押し出しつつヘロヘロしたフィールもキープ、いやそれどころか増強 させてこの曲の面白さを僕にはできない形に作り変えてくれました。最高!




2022.8.8.
M1 「求婚」
click here☀︎https://virginmusic.lnk.to/Kyukon
or here☀︎bandcamp

All Music, Lyrics, and Produce : Summer Eye
Mastering : Naoya Tokunou
Advice : Ryota Tanaka
Label:Pillow Union
Distributed :Virgin Music Label & Artist Services

MV
Produce : Summer Eye
Director : Elizabeth Miyaji
Assistant : Tomoki Nakano(NOTT)
Background Actor : Sixiang, Ann Ogawa, Wakana

Cover
Art Direction : Akinobu Maeda


なんとなく今、「結婚しようよ」と歌う曲が必要な気がしたのです。恋愛とか、結婚とか、よく分からないけれど、とにもかくにも現実を一歩前に進めようとする人間のことを歌いたかった。不条理な決まり事で、結婚できない人もいる。全ての人がしたいようにできるべきなのに。だから結婚しようよと歌いたかった。世の中のことも、やっぱりよく分からないけれど、だからこそ、「親密さ」について、もっと歌えないだろうかと最近は考えております。どうぞご贔屓によろしくお願いします。




2022.7.1.
「BLA BLA SONG」
Summer Eye / Ami Tseng
track list:
A side - Summer Eye
1. Student
2. Puddle

B side - Ami Tseng
3. Dream Baby
4. Bala Song

label:BIG ROMANTIC RECORDS
release no:BRRCD-092


台湾人漫画家PETER MANNの4つの短編漫画のストーリーを元に、SummerEyeこと夏目知幸とDSPSのvo.エイミー(Ami Tseng/曾稔文)がそれぞれ書き下ろした新曲4曲収録のスプリットEPの配信&7インチでのリリースが決定!

原作は、過去にシャムキャッツやイルカポリスなどのアートワークを手掛け、日台で活躍中の台湾人漫画家PETER MANNによるセンチメンタル満点の4篇のストーリー。こちら原作漫画本の日本語バージョンも7インチと同時に発売となります。そちらの情報も随時公開となりますので是非チェックを!

「為故事量身譜寫夏日芭樂 song,在翻頁的指尖中輕快跳舞」
台灣漫畫家 PETER MANN 四則全新漫畫短篇,邀來日本音樂人 SummerEye 夏目知幸(前 SIAMESE CATS 主唱兼吉他手)和曾稔文 Ami Tseng(DSPS 主唱)將故事情節化身音樂、為歌曲種下魔法 —— 四首原創曲目將收錄在 7 吋黑膠中,由大浪漫唱片發行!

PETER MANN 擅長創造幽默的故事線與夢幻閃亮的人物風格,曾替「海豚刑警」、「シャムキャッツ SIAMESE CATS」繪製專輯封面,這次再度與台日音樂人攜手,帶來另一種層次的跨界合作,是今夏必收的浪漫組合!


去年の夏、ちょうど「人生」を作り始めた時にPETERからオファーがあった。ソロ作品、何もまだリリースしていないのに。「夏目とエイミーに曲を書いてもらうのが私の夢だ!」と言ってくれた。僕はその心意気に乗って、受けた。漫画を読んだら、舞台が喫茶店だった。その喫茶店に訪れる訳ありのカップルの曲を書こうと思った。





2021.12.16
M1「人生」M2「飛出」

click here☀︎https://virginmusic.lnk.to/Jinsei
or here☀︎bandcamp

All Music, Lyrics, and Produced : Tomoyuki Natsume
Recording : Tomoyuki Natsyme, Tomomi Baba
Mixe : Tomoyuki Natsume, Hyuga Kashiwai(Bigfish)
Mastering : ZETTON(StudioLb12)
Advice : Oh Shu
Label:Pillow Union
Distributed :Virgin Music Label & Artist Services

MV
Produce : Tomoyuki Natsume
Director : Erizabeth Miyaji
Lighting : Ami Nakagawa
Assistant : Tomoki Nakano(Tetra Records/NOTT)

Cover
Design : Akinobu Maeda
Photo : Yoko Kusano

Live Info
2022/1/11 渋谷O-nest
Summer Eye デビュー記念トーク&ミニライブ+夏目知幸弾き語り引退公演「けじめ」

出演
Summer Eye
夏目知幸
田中亮太(interviewer)

Ticket ¥2500
★今回、プレイガイドでのチケット販売はいたしません。メール予約のみとなります。以下の通り送信してください。12月21日正午から受付となります。それ以前に届いたメールは無効となりますのでご注意ください。
【予約受付メールアドレス】
shibuya.nest@gmail.com
■件名:1/11(火)イベント名 予約希望
■本文:
・お名前 (ふりがな)
・ご希望枚数 (上限3枚)
・お電話番号
・お住まいのご住所 (都道府県 / 市区町村まで)
をご記入の上、下記メールアドレスまでお申し込みください。

※イベント当日、受付にてチケット代と入場時のドリンク代(¥600)を頂戴します。
※先着順にてご予約受付後、予約完了のご案内をメールにて返信いたします。
メールのご返信に1~2日程度、お時間をいただく場合がございます。
受信拒否設定をされている場合、設定のご変更をお願い致します。
※定員になり次第、受付締切となりますのでご了承ください。
※予約をキャンセルされる場合は、お手数ですがキャンセルの旨をご連絡お願いいたします。


◆セルフライナー◆

Summer Eye / 人生 について。

歌いたいことが何もないところから作り始めた。
満ち足りているわけではないけど特に不満もない。悲しいことはいっぱいあるけど楽しくないわけでもない。怒れることはある。それをエネルギーにして声を出すことは、今のところ、僕の仕事じゃない気がする。
ま、無理やりひねり出すもんでもないから、ゆっくり考えた。

その間、楽器を集めたり、今までできなかった音楽の勉強をしてみたり、練習をして過ごした。そうしてるうちにだんだんと、ドラムはこのマシンがいいな、ベースはこのシンセだなという具合に機材が固定されていった。そいつらをコンピューター制御で動かす。ソロというより新しいバンドだなって感じたから、名前を変えようかなって思い始めた。

誰に歌いたいか考え時に真っ先浮かんだのはやっぱり友達のこと。友達っていうのは、交友関係がある人って意味じゃなくて、おんなじような考えを持ってる人っていうイメージ。なので、バンドやってた時のファンの人たちも、ある意味で僕にとっては友達。

妹から子供ができたとラインが来た。新しい命に僕が歌えることがあるような気がしたし、もしかしたら友達に歌いたいことと同じかも知れないと感じた。普通の、なんでもない言葉がいい気がした。詞的なアプローチから離れるもの楽しそうだし。

メンバーには、歴史がある。ここで言うメンバーっていうのは機材のこと。彼らの歴史を尊重しようとすると、自然と音楽性は固まっていった。遊んでいるうちに。
パキッとまとまっている音楽ではなくて、雑多で楽しいものを作りたいなと思い始めた。メンバーを眺めていると、今まで自分を助けてくれた音楽たちにお礼を言わなくちゃいけないなという気分が出てきたから。僕はいろんな音楽を好きになってここまで来たから、お礼回りは結構大変。だけど、時間をかけてそれをやっていこうって思っている。

移ろっていてちょっぴり憂いのある気分には、ブラジル音楽がしっくりきていた最近。サンバのリズムをプログラミング。ボサノバのコード進行を拾い、MIDIを書いてシンセを走らせる。なんかいい感じ。一人で曲を作っているとどうしても内向的になってしまうのが嫌だったんだけど、これなら風通しの良いものが作れそうだなって感じた。あと、「カンタンなものが好きだけど、分からないものじゃないと面白くない。」という自分の捻くれた価値観にもフィットするなと思った。

ANA主催のアートプログラムに参加して長野に滞在した際、山を削ってソーラーパネルを設置する業者とそれに反対する町の人たちとの抗争を目にした。森が切られると景観を損なうのはもちろん、山の貯水能力が失われて下流の町に土砂が流れ込む危険が出る。なぜそのような工事が行われてるかというと、土地の持ち主たちが高齢化して手をかけられなくなって手放しているから。そういう背景から、ソーラーパネル設置について一概に反対はできないという町の人もいる。
それを見て、僕は「どっちの側にもつけない」って思った。そして、音楽だったらみんなに等しく「ファイト」と言えるかもしれないと気づいた。いや、別に「ファイト」なんて言わなくてもいい。水を配って歩きたい。対立するものがあったとして、どっちの味方なんだと聞かれた時に、大真面目に「どっちもです」と言っちゃいたい。気分はそれだ。言いたいことがやっと見つかった。

かくして、バックのサウンドは電子楽器をバンドメンバーとして迎え入れたごった煮サウンド。それに乗り、何も言いたいことがなくなった男がガットギターを抱えてスーパーポジティブなメッセージをぼやくように歌う。というイメージが出来上がる。これは来年発表を目指しているアルバムの土台になる世界観でもある。
その第一弾、新しい船出、アシッド・ボッサ・ハウス歌謡「人生」。
所信表明っす。俺なりの右ストレート。


今後ともご贔屓に。
来年はいっぱい働きます。よろしくお願いします。